3月26日の夜、東京・池袋の商業施設「サンシャインシティ」にある人気キャラクターショップ「ポケモンセンターメガトウキョー」で、女性店員が男に刃物で刺されるという事件が起きました。女性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。また、加害者とみられる男も、犯行の直後に自らの首などを刺して死亡しました。

警視庁の調べによると、死亡した男は女性の元交際相手でした。男は、女性がポケモンセンターで働き始めたことに対して辞めるように強く求め、関係が悪化して2025年7月に二人は別れたということです。その後、男は女性につきまとうなどの行為を繰り返したため、ストーカー規制法きせいほう違反などの疑いで12月に逮捕され、翌年1月には略式起訴りゃくしききそされていました。

警察は、男に対して女性に近づかないよう禁止命令きんしめいれいを出すと共に、専門家によるカウンセリングや治療を勧めましたが、男はこれを拒否していました。一方、警察は女性にも、安全な場所へ避難することや職場を変えることを提案しました。女性は一時、親戚しんせきの家に身を寄せていましたが、長年の夢だったというポケモンセンターでの仕事を続けることを選び、2月からは勤務を再開していました。

警察は事件の背景はいけいとして、二人が別れた後も男が女性に対して一方的に強い執着心しゅうちゃくしんつのらせていたとみています。今後、女性を殺害さつがいした疑いで、被疑者ひぎしゃ死亡のまま書類送検しょるいそうけんする方針です。

この事件を受け、店の運営うんえい会社である株式会社ポケモンなどは、26日夜に「ポケモンセンターメガトウキョー&ピカチュウスイーツ」を当面とうめんの間、臨時休業りんじきゅうぎょうにすると発表しました。