インターネットやAIの時代じだいになり、本ほんの読よみ方かたも変かわってきています。スマートフォンでいつでも情報じょうほうが手てに入はいるため、ゆっくり本ほんを読よむ時間じかんが少すくなくなったかもしれません。しかし、今でも本ほんが好すきな人ひとはたくさんいます。そして、読よんだ本ほんについて話はなし合あう場所ばしょを求もとめています。その一つが、「レアーモス」という読書会どくしょかいです。この会かいを作つくったベンジャミン・エドワーズさんに話はなしを聞ききました。

エドワーズさんによると、読書どくしょは特別とくべつな時間じかんです。本ほんを読よんでいると、毎日まいにちの生活せいかつとは違ちがう時間じかんが流ながれます。物語ものがたりの登場人物とうじょうじんぶつや風景ふうけいを想像そうぞうして、頭あたまの中なかで自分じぶんだけの世界せかいを楽たのしむことができます。また、勉強べんきょうのための本ほんを読よめば、新あたらしい知識ちしきが増ふえ、自分じぶんの考かんがえを広ひろげることができます。

読書会どくしょかいには、AIにはできないことがあります。それは、人ひとと人ひととのコミュニケーションです。読書会どくしょかいでは、みんなで話はなしたり、お互たがいの意見いけんを聞きいたりできます。そこでは、AIにはない感情かんじょうの共有きょうゆうや新あたらしい発見はっけんがあります。参加者さんかしゃの楽たのしそうな雰囲気ふんいきは、ほかの人ひとも元気げんきにします。人ひとが集あつまることで、一人ひとりでは思おもいつかなかったようなアイデアが生うまれることもあります。

AIは質問しつもんにすぐ答こたえてくれて便利べんりですが、エドワーズさんは「答こたえだけが大切たいせつなのではありません」と言いいます。自分じぶんでアイデアを考かんがえ、調しらべ、試ためしてみる、そのプロセスが重要じゅうようなのです。読書どくしょは、このように深ふかく考かんがえる力ちから(批判的思考ひはんてきしこう)を育そだてるのに役立やくだちます。AIに頼たよりすぎると、人間にんげんが持もつ大切たいせつな創造力そうぞうりょくが弱よわくなるかもしれません。

エドワーズさん自身じしん、長ながい間あいだ、本ほんを読よんできました。彼かれは「読書どくしょは基本的きほんてきに一人ひとりでする活動かつどうです」と言いいます。そこで2024年ねんに、どんな種類しゅるいの本ほんが好すきな人ひとでも自由じゆうに話はなせるクラブを作つくることを提案ていあんしました。こうして「レアーモス」は始はじまりました。本ほんを通とおして人ひととつながり、心こころの絆きずなを深ふかめることができる、大切たいせつな場所ばしょになっています。