2月22日午後8時20分頃、東京都墨田区(すみだく)にある東京スカイツリーのエレベーターが緊急停止する事故が発生した。この影響で、子どもを含む20人の乗客がエレベーター内に一時的に閉じ込められた。約5時間半後の翌午前2時頃、全員が救助(きゅうじょ)されたが、負傷者や体調不良者は確認されていない。

午後8時20分頃、20人を乗せたエレベーターが急降下し、地上約30メートルの地点で緊急停止した。その後、エレベーター内に閉じ込められた乗客からの通報を受け、警察や消防が救助(きゅうじょ)活動に当たった。東京スカイツリー周辺は、捜査車両(そうさしゃりょう)や緊急車両が多数集まり、一時騒然(そうぜん)となった。現時点では、事故原因は特定されていない。

このエレベーター停止事故により、地上約350メートルの「天望(てんぼう)デッキ」と地上約450メートルの「天望回廊(てんぼうかいろう)」に滞在していた約1200人の来場客も、一時的に地上への移動を足止め(あしどめ)された。しかし、稼働(かどう)中の他のエレベーターを用いて、順次地上へ移動した。

東京スカイツリーは、この事故の発生を受けて、翌2月23日の営業を中止し、エレベーターの総点検(そうてんけん)を実施する方針を示した。すでに購入済みの入場チケットについては、払い戻しを行うとしている。