たいわん には むかしから すんでいる ひとたち が います。シラヤ と いう ひとたち です。シラヤ の ひとたち には ふるい ぶんか が あります。たとえば うた や おどり が あります。ことば も あります。シラヤご と いいます。でも たいわん の くに は いいました。「シラヤ は むかしから いる ひとたち では ありません。」シラヤ の ひとたち は とても かなしい きもち に なりました。「わたしたち は ずっと ここに います。」と おもいました。
むかし むかし たいわん に ちがう くに の ひと が きました。オランダ や ちゅうごく や にほん から きました。あたらしい ひとたち は シラヤ の ひとたち に いいました。「シラヤ の ことば を はなさないで ください。」「わたしたち の ことば を つかってください。」「なまえ も かみ も わたしたち と おなじに してください。」シラヤ の ひとたち は いう こと を ききました。そして ぶんか が すこしずつ なくなりました。こどもたち は シラヤご を しらなく なりました。かなしい とき が ながく つづきました。
でも シラヤ の ひとたち は おもいました。「わたしたち の ぶんか は たいせつ です。ぶんか を まもりたい です。」みんなで むかしの こと を しらべました。おじいさん や おばあさん に はなし を ききました。ふるい ほん も よみました。ほん の なか に シラヤご が ありました。みんなで たくさん べんきょう しました。そして シラヤご を よんせん あつめました。その ことば で こども の ほん や うた を つくりました。タラヴァンさん の かぞく は とても がんばりました。みんなで ぶんか を また はじめました。
ぶんか を もどしました。でも それだけでは だめ です。くに が 「はい、いいです」と いう こと が たいせつ です。シラヤ の ひとたち は くに に おねがい を しました。「わたしたち は むかしから います。みてください。」でも くに の こたえ は いつも 「だめです」でした。シラヤ の ひとたち は やめません でした。じゅうねん、にじゅうねん、さんじゅうねん より ながく がんばりました。デモ も しました。うた も うたいました。そして にせん にじゅうに ねん に よい はなし が ありました。くに の たいせつな ひとたち が いいました。「シラヤ の ひとたち の いう こと は ほんとう です。くに は 『はい、いいです』と いってください。」やっと くに も 「はい、いいです」と いいました。
いま シラヤ の ひとたち は とても よろこんで います。くに は みんな に いいました。「シラヤ は じゅうなな ばんめ の むかしから いる ひとたち です。」これは とても たいせつな こと です。シラヤ の ひとたち は いま じぶんたち の はなし を しています。インターネット でも みんな に いっています。「わたしたち は ずっと ここに いました。」「たいわん の ほんとうの はなし を しってください。」シラヤ の ひとたち が がんばりました。だから たいわん の はなし が すこし かわりました。これは これから も つづく たいせつな はなし です。