京都府南丹市で4月13日に発見された遺体いたい身元みもとが、3月23日から行方不明になっていた市立園部小学校の児童、安達結希さん(11)であると14日に判明しました。これを受け、京都府警ふけいは15日朝から安達さんの自宅の家宅捜索かたくそうさくを開始しました。

15日午前7時ごろ、捜査員が南丹市内にある安達さんの自宅周辺に入り、広範囲にわたって規制線きせいせんを張った上で、死体遺棄したいいき容疑ようぎで家宅捜索を行いました。警察は親族からも事情を聴き、安達さんが消息しょうそくった経緯けいいについて詳しく調べています。

南丹市教育委員会によると、安達さんは3連休前の3月19日までは通常どおり登校していました。しかし23日の午前8時ごろ、父親が車で小学校の近くまで送った後、行方が分からなくなったということです。担任の教師が安達さんの欠席に気づいたのは同日午前8時半ごろでしたが、その日は卒業式であったため、母親への連絡は式が終わった午前11時45分ごろとなりました。この連絡で初めて行方不明であることが明らかになり、警察が捜索を開始しました。

その後、3月29日には小学校から約3km離れた山中で、安達さんが通学に使っていたリュックサックを親族が発見しました。さらに4月12日には、遺体発見現場いたいはっけんげんばから約4kmの地点で、失踪しっそう時に履いていたものと特徴が酷似こくじした黒いスニーカーも見つかっています。

遺体いたいは4月13日午後4時45分ごろ、捜索中の警察官により、園部小学校から南西へ約2kmの山林で発見されました。遺体いたい仰向あおむけの状態で倒れており、靴は履いていませんでした。埋められたり隠されたりした形跡けいせきはなく、きずや切り傷、着衣ちゃくいの乱れも確認されませんでした。このため、警察は現時点げんじてん死因しいん不詳ふしょうであるとしています。