むかし、 ぽるとがる と いう くにが ありました。いまから 50ねん くらい まえの はなし です。その とき、 ぽるとがるの せいふは とても きびしい でした。たくさんの ひとは びんぼう でした。がっこうへ いけない こどもも いました。ほんを よんだり、 もじを かいたり できませんでした。そして、 いえの もんだいが ありました。たくさんの ひとが よい いえに すんで いませんでした。「ばらっく」 と いう かんたんな いえ です。へやが せまくて、 きれいでは ありませんでした。みんな、 こまって いました。
1974ねんの 4がつに、 あたらしい こと が おこりました。「かーねーしょん かくめい」 と いう できごと です。かーねーしょんは はなの なまえ です。この かくめいで、 きびしい せいふが おわりました。ぽるとがるは あたらしい くにに なりました。ひとびとは じゆうに はなす ことが できました。みんなは みちを あるいて、 こえを あげました。「わたしたちに よい いえを ください!」「ばらっくは もう いやです!」 これは ひとびとの たいせつな ねがい でした。
あたらしい せいふは すぐに うごきました。みんなの ために いえを つくる けいかくを はじめました。その けいかくの なまえは 「SAAL」 です。SAALは ふつうの けいかく ではありません でした。とても すてきな アイデアが ありました。くにの ひとや、 いえを つくる せんもんか だけでは ありません。そこに すみたい ひとたち も いっしょに はなしあいました。どんな いえが いいか、 みんなで かんがえました。だいがくの がくせいも てつだいを しました。みんなで ちからを あわせて、 いえを つくる けいかく でした。
SAALは ひとびとの くらしを いちばん に かんがえました。たとえば、 あたらしい いえを たてる ばしょ です。もともと すんで いた ばしょの ちかくに いえを つくりました。なぜなら、 となりの ひとや ともだちが たいせつ だから です。みんなの つながりを まもる ため でした。ほかに、 「せるふびるど」 という ほうほうも ありました。これは じぶんの いえを じぶんで つくる こと です。おんなの ひとたちも、 この けいかくで とても がんばりました。いえは おんなの ひとたちの ゆめ でした。
SAALで たくさんの いえの けいかくが できました。でも、 ぜんぶを つくる ことは できません でした。1976ねん、 SAALは おわって しまいました。ぽるとがるの せいじが また かわったから です。みじかい あいだの けいかく でした。でも、 SAALは いまでも とても だいじ です。すむ ひとが さんか して いえを つくりました。これは ぽるとがるで はじめての こと でした。みんなの ための いえづくり の すばらしい れい です。