アルゼンチンで ひとつの ドラマが にんきです。たくさんの ひとが この ドラマを みています。ドラマの なまえは 「エテルナウタ」です。「エテルナウタ」は 「えいえんの たびびと」と いう いみ です。この ドラマは Netflixで みることが できます。この はなしは むかしの まんがが もと です。まんがは 1957ねんに エステルエルドさん という ひとが つくりました。エステルエルドさんは ほんを かく しごとを していました。でも エステルエルドさんと かれの かぞくは いま いません。むかし アルゼンチンには こわい ぐんたいの せいふが ありました。1977ねんに せいふの ひとが かれと かぞくを つれて いきました。それから みんな いなくなって しまいました。いまも どこに いるか わかりません。
いま みんなが ドラマ「エテルナウタ」を みています。そして みんなが エステルエルドさんの かなしい はなしを しりました。「エステルエルドさんは どこですか」。SNSで たくさんの ひとが かいています。この ドラマは みんなが むかしの ことを かんがえる きっかけに なりました。たくさんの ひとが いなくなった じぶんの かぞくを さがしはじめています。エステルエルドさんの しんせきも うごきました。かれらは ドラマの ポスターの うえに しゃしんを はりました。それは いなくなった エステルエルドさん と かれの むすめたちの しゃしんです。しゃしんの よこに もじを かきました。「この ひとたちを さがしています」と いう もじ です。
アルゼンチンには 「五月広場の祖母たち」という グループが あります。この グループは むかし いなくなった こどもたちを さがしています。こわい せいふは たくさんの あかちゃんや こどもを つれて いきました。おかあさんや おとうさんから むりやり はなしました。こどもたちは べつの ひとに そだてられました。だから じぶんの ほんとうの かぞくを しりません。ドラマが はじまってから この グループへの れんらくが とても ふえました。「わたしの ほんとうの かぞくは だれですか」。そんな しつもんを する ひとが 6ばいに なりました。ほかの ひとからの じょうほうも きました。「あの ひとは さがしている こどもかも しれません」。そんな れんらくも 3ばいに なりました。
なぜ たくさんの ひとが いなくなったのでしょうか。1976ねんから 1983ねんまで アルゼンチンは ぐんたいの せいふ でした。せいふは じぶんたちと ちがう かんがえの ひとが きらいでした。せいふは そういう ひとたちを ひみつで つかまえました。そして どこかへ つれて いきました。もう かえしませんでした。がくせいや かいしゃいん、せんせい。いろいろな ひとが いなくなりました。3まん にん くらい いなくなったと いわれています。せいふは とても ひどい ことも しました。「しの ひこう」という もの です。ひとを ひこうきに のせて かわの うえから おとしました。あれから 40ねん いじょう たちました。でも いまも たくさんの かぞくが こたえを しりません。