アイシャさんは ナイジェリアに すんでいる ひとです。 アイシャさんは HIVという びょうきです。 まえは びょういんで くすりを もらいました。 その くすりは おかねが いりませんでした。 アメリカが おかねを たすけて いました。 くすりを のむと アイシャさんは げんきでした。 でも あるひ びょういんへ いきました。 びょういんの ひとは いいました。 「これからは くすりに おかねが いります」。 アイシャさんは くすりを かう おかねが ありません。 とても こまりました。

どうして くすりに おかねが いるように なったでしょう。 それは アメリカからの たすけが へったからです。 だから びょういんに おかねが なくなりました。 ナイジェリアの たくさんの びょういんが しまりました。 くすりも すくなく なりました。 アイシャさんのように こまっている ひとが おおぜい います。 みんな びょういんの くすりが もらえなくて しんぱいです。

くすりが なくて こまった ひとたちは、ほかの ほうほうを さがします。 ある ひとが 「わたしの くすりを のむと びょうきが なおります」と いいます。 「1かい のむだけで びょうきは すっかり よくなります」。 アイシャさんは その はなしを きいて しんじました。 「これで わたしの びょうきは よくなる」と おもいました。 「おかねの しんぱいも なくなります」と おもいました。 アイシャさんは いえの たいせつな ものを うりました。 そして その たかい くすりを かいました。

でも ほんとうの お医者さんは 「それは うそです」と いいます。 「HIVの びょうきを すっかり なおす ことは できません」。 「びょういんの くすりは からだの なかの わるいものを へらします」。 「わるいものが ふえるのを とめます」。 「だから げんきに くらす ことが できます」。 「うそつきの くすりは あぶないです。つかわないで ください」。 かみさまの ことを おしえる えらい ひとも いいました。 「うそを ついて くすりを うるのは とても わるい ことです」。

アイシャさんは その くすりを 2かげつ つかいました。 でも びょうきは よく なりませんでした。 もっと からだの ぐあいが わるく なりました。 アイシャさんは とても かなしく なりました。 「あの ひとの はなしは うそでした」と わかりました。 「たいせつな おかねも みんな なくなりました」。 いま アイシャさんは もっと たいへんです。 びょういんに いく おかねも ありません。 はやく たすけが いります。