3月1日、ホルムズ海峡を航行中のパラオ船籍の石油タンカーがイランからのミサイル攻撃を受けて炎上した。この攻撃により、乗員20名のうち乗組員4名が負傷した。
ホルムズ海峡では2月28日夜から、イラン革命防衛隊により船舶の航行禁止が通告され、事実上の封鎖状態となっている。3月1日までに、日本の大手海運企業である日本郵船、商船三井、川崎汽船は航行を停止し、航行再開の目処は立っていない。
ホルムズ海峡はイランの南に位置し、日本をはじめ世界各国への原油の重要な輸出ルートとなっており、世界の原油輸送の約2割が通過するとされている。エネルギー資源の安定供給への影響が懸念されるが、資源エネルギー庁によれば、日本の石油備蓄は254日相当分が確保されており、国民生活への影響は低いとしている。
高市首相は3月2日の衆議院予算委員会において、「情報収集中」としながらも、中東から日本へ向かう石油タンカー乗員の安全は確保されていると述べた。